元受保険のアレンジメント
保険カバー調達における留意点
ご案内している損害保険商品のなかには、過去に引き受けたものの損害率が悪く、損害保険各社とも引受けを抑制または自粛しているものが少なくありません。
無用なトラブルを事前に回避するためにも以下の点にご留意ください。
- 保険カバーは、一朝一夕に調達できないこと。
- 稟議書作成のためのヒアリング・資料提出等が子細かつ多岐にわたる可能性があること。
- 十分なリスク情報・事業内容の開示がなされない場合、検討そのものが不可能であること。
- 引受け可否にかかる保険会社回答に、二三か月の時間を要すること。
- 保険会社内稟議の結果、Noという回答も十分あり得ること。
- 引受けに際して、一定の保険料ボリュームが必要であること。
- 予定されているビジネスの成否にかかわらず、最低保険料の設定により、所定の保険料が徴収されること。
※1
新規事業を目的とした保険カバーの調達を希望される場合には、時間的猶予をご勘案のうえ、前倒しにアクションを起こされることをおすすめします。
※2
新規事業等の初年度計画値が保険会社見込水準を下回る場合、保険料面で折り合いがつかず、保険カバーが提供されないケースも散見されます。
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